平方録 2

何気ない日常で出会い 感じる「へぇ~!」や「ほぉ~‼」を綴ります

なにやらゆかし ♪

予報では今日も雨予報だ
夕方まで途切れることなく傘マークが並んでいて、昼からは毎時5㎜の雨量があるらしいから、そこそこの降りになるのだろう
花の季節、ことにサクラが咲き出して満開へと移っていく時期になると、雨はことさらしつこく付きまとうような気がする
そろそろサクラ版ストーカー規制法を制定する必要があるのではないか?
くれぐれも花散らしの雨になりませんように

2、3日前に近所の花の寺の境内でスミレが咲いているのを見つけた
多分タチツボスミレで間違いはないだろうと思う
家の周囲の尾根道をたどれば、日当たりの良いところならいたるところに咲いているのだが、今年はまだ尾根道に分け入っていないので出会う機会がなかった
わが家にも例年咲くのだが、今年は年明け早々に外壁塗装の工事が入って家の周りに足場が林立したのが影響したのか、一輪も見かけない
それだけに、こうして改めて咲いているのに出会うと少しうれしくなる ♪

山路きて何やらゆかしすみれ草
芭蕉が詠んだスミレもきっとタチツボスミレだったと思うのだが、スミレを詠んだ句としてはこれ以上知られたものはないと思う
とはいえ世の中は決して狭くない 
スミレを詠んだ句におっ ♪ と驚くような句が存在する
渡辺水巴という人の句
かたまって薄き光の菫かな
大岡信はこの水巴の句を評して「かたまってさえなお繊細さの目立つ菫のあわあわしさを、見事にすくい取っている。いわば対象を内側からふわっと立ち上がらせるような描き方で、近代写生句の一つの在り方を鮮やかに示している」とべた褒めである
ド素人の俳句愛好家の端くれとしてもこの句は胸に響く 
う~む、深い!

境内にはこんな花々も咲き出して…♪

ソメイヨシノもだいぶ開いてきて、いよいよ春本番が近づいている